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サンゲリア
(原題:ZOMBI 2)
イタリア1980年度作品




イタリアのスプラッター映画の巨匠、ルチオ・フルチ監督のゾンビ映画。巨匠と言ってもかなりの迷匠なので難しい事を考えながら見ちゃダメです。ゆる~い展開の中に突如発生する惨劇!そしてそこまでやるか!と感心してしまう残酷シーンを楽しんでください。
ニューヨークに漂着した船で発生したゾンビ事件を調査するため、船の持ち主の娘と新聞記者がカリブ海の孤島を訪れる。その島では伝染病で死んだ人間が甦り、生きた人間を襲っていたのだった。。。という展開。
正直、お話は二の次で、一番力が入っているのは特殊メイクアーティスト、ジャネット・デ・ロッシが手掛ける残酷描写。まず見所は何といっても、女性の眼球にズブズブと木片を刺していくシーンでしょう。ゆっくりゆっくり刺していくのがたまらなくイヤです。先端恐怖症なので気を失いそうになります。ルチオ・フルチは生理的な嫌悪感を抱かせるのが上手で、例えばウジ虫だらけのゾンビもイヤ~な感じだし、白い袋に入れられた死体がゆーっくり起き上がる所とかもイヤ。映画作品としてのクオリティでいったら決して名作ではないけど、残酷シーンのインパクトは相当デカイです。なんてったって「サンゲリア」のゾンビは海中でサメとも戦っちゃいますからね。ホラーファンなら一見の価値はありますよ。そして一度見たら癖になっちゃうのがフルチ作品の魔力でもあります。
ちなみに原題は「ゾンビ2」。でもジョージ・A・ロメロの「ゾンビ」とは全くの無関係。恐るべしイタリアンホラー。。。



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ゾンビストリッパーズ
(原題:ZOMBIE STRIPPERS)
2008年アメリカ映画




ホラー映画ファンって不思議なもので、時々無性にB級映画が見たくなるときがあるんです。多分。そんな気分の時に選んだのがこの「ゾンビストリッパー」。詳しい内容は知りませんでしたが、タイトルを見れば間違いなくB級ですよね。
ブッシュ政権4期目となる近未来、世界中で戦争を繰り広げるアメリカは慢性的な兵士不足に。そこである研究所では細菌で死体を生き返らせて兵士として働かせる研究が行われていた。しかし研究所内でゾンビ軍団が暴れだしたため、特殊部隊が乗り込んで鎮圧する。その兵士の一人が手を噛まれ、隣接するストリップクラブへ逃げ込み、ゾンビとなってストリッパーを噛み殺してしまう。噛まれたストリッパーもゾンビとなり、ゾンビウイルスの力で激しいポールダンスを披露し観客を魅了するが、ダンスの後に個室に観客を連れ込み食べてしまう。ロバート・イングランド演じるストリップ劇場主は、そんな惨劇など知らん顔。ゾンビパワーに目を付けてゾンビストリッパーの集客効果を狙い金儲けを企む。他のストリッパーたちも魅力的なダンスを踊りたいがために、自らゾンビに噛まれてゾンビ化してゆく。そんなゾンビストリッパーたちとゾンビダンスに熱狂する男達が入り乱れ、劇場内は血に染まっていく。。。
実際に見てみると案の定B級のコメディホラーでした。ゾンビになるとストリッパーの踊りが上手くなるなどハチャメチャな設定ですが、予想以上に面白かったです。A級ホラーを作ろうとしてB級になったのではなく、最初からB級を狙って作ったのがよく分かります。だから残念なB級ではなく心地よいB級。これは正直、かなりの拾い物でした。スプラッター度もかなり高く、CGに頼りすぎていない映像が好印象。やはりホラーは手間隙かけて特殊メイクしなくちゃいけませんね。よくコメディホラーというと、笑いの要素とホラーの要素が分離しちゃってる事がありますが、これは笑いとグロがしっかり融合されていてなかなか笑いのセンスも良いです。あとエログロと言われるように、ホラーにエロは欠かせない要素。題材がストリップなだけあってその辺もばっちりです(最近の映画はボカシが少なくてドキドキします)。
あとフレディ・クルーガー役で有名なロバート・イングランドも楽しそうに出演してるのも見所です。


 


ワイルド・オブ・ザ・デッド
(原題:UNDEAD OR ALIVE)
2007年アメリカ映画




西部劇とゾンビホラーを融合して、笑いの要素を加えた異色作。虐殺されたインディアンの呪いによりゾンビ化した白人が、同じ白人に襲い掛かる。噛まれると傷から呪いが伝染してゾンビ化するが、ロメロ系ゾンビと違って頭を撃っても倒せず、首を切り落とさないとダメ。しかもゾンビたちには思考や会話の能力があり、なかなかタチが悪いです。
悪徳保安官に逮捕された二人組みの男たち。入れられた隣の牢には、妻子を食い殺したという男が居た。二人は警官の隙をついて逃げ出すが、そのゴタゴタの中で警官がゾンビ親父に噛まれてしまう。かくして保安官や追跡者たちにまで感染は広がり、お尋ね者の二人は馬に跨ったゾンビ軍団から追われる事となる…。
全編ゴア描写という訳ではありませんが、スプーンで脳味噌を食べたり、スコップや刀での首切断したりと、要所要所では見せてくれます。低予算映画ではありますが、B級テイストを逆手に取っているので貧乏くささは感じさせません。映像はB級作品らしからず鮮明できれいで見やすかったですが、作品の雰囲気的にはフィルムに傷やノイズを入れてグラインドハウスっぽい演出も似合ったかも。でも終始B級っぽさがいい味になっていて充分楽しめました。特に「ゾンビ・ストリッパーズ」あたりが好きな人にはお勧めです。


デモンズ
(原題:DEMONS)
イタリア1985年度作品


イタリアの往年の名ホラー監督、マリオ・バーバの息子であるランベルト・バーバが監督した作品。
制作はイタリアアン・ホラーの大御所ダリオ・アルジェントながら、B級っぽさ全開のスプラッターです。
 
ホラー映画を上映する閉鎖された映画館の中で、映画と同時進行するように、観客が次々と化け物と化していく。
ロメロゾンビとは違い、呪いが伝染していくという感じです。
このモンスターのメイクがかなり不気味で、顔中に血管を浮き上がらせ、光る目、長いツメと牙がいい味を出しています。
特殊メイクは「フェノミナ」でもアルジェントと組んだセルジオ・スティバレッティ。
大掛かりなダミーなどを積極的に用いて、派手なスプラッターシーンを作り出しています。

イタリアンホラーらしい緩さ、卑猥さに、アルジェントばりの原色の照明効果が加わり、何とも毒々しいイメージ。
異色のゾンビ映画です。

【2013年4月追記】
Blu-rayが発売にされました!
Blu-rayソフトの情報量によって高品質な映像が楽しめます。

  




バタリアン2
(原題:RETURN OF THE LIVING DEAD 2 )
アメリカ1988
年 度作品



ダン・オバノンの手を離れ、完全にテンションダウンした続編。
 
今回もやはりゾンビが収められたタンクが発端で、軍用車で輸送中に橋の下に落下。
見つけた悪ガキがいたずらしてたらガスが漏れ出して街中ゾンビだらけになってしまいます。
物語の中心は少年とその姉と彼氏。
最後はゾンビを変電所に集めて全員感電させて一件落着。…ってゾンビ映画としてどうなの?
前作では何しても死ななかったのに、電気が弱点だったんだ!?
 
あと、なぜか前作でゾンビ化したはずのジェームズ・カレンとトム・マシューズが墓荒らしとして再登場しますが、特に盛り上がりもなく終了。
ファンサービスかもしれないけど、まあ扱い方が中途半端で何させたかったのかよくわかりませんでした。
 
主人公が子供なのもキッズムービーっぽくて大人が乗り切れない一因。
内容がソフトになってるし、中高生あたりを狙ったお子様ホラーに方向転換したのかなあ。
ユーモアにはキレも毒も無く、作品全体のスケール感も大幅にダウン。
特殊メイクはゴアシーンこそ控えめですが、上半身と下半身が真っ二つになるゾンビとか、マイケル・ジャクソン風ゾンビとか、所々に見所もあったのに活かされていなくて惜しいです。
 
ただサントラはロック系アーティストが名を連ねるホラー映画にしては豪華な内容。
ロバート・パーマー、アンスラックス、ジュリアン・コープ、レザーウルフなど。ラモントが歌ったテーマソング「Flesh to flesh」もなかなか格好いいです。




バタリアン
(原題:RETURN OF THE LIVING DEAD)
アメリカ1985
年度作品

ジョージ・A・ロメロ監督の「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド」の続編として作られた作品。
といってもジョージ・ A・ロメロは参加しておらず、監督・脚本は「エイリアン」の脚本家だったダン・オバノンが「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド」への敬意をたっぷり込めて制作したホラーコメディとなっています。
 
医療研究用の死体などを扱う会社の地下室に保管された古びたタンク。
この中には「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド」の基となったある事件で捕らえられたゾンビが収められていた。。。
 
今じゃ「ドーン・オブ・ザ・デッド」以降、走るゾンビが当たり前となりましたが、最初に走らせたのは「バタリアン」だったと思います。
それまではノソノソ歩くのが当たり前だったのが、全力疾走で追いかけてくる姿に大爆笑しましたね。
走る以外にもゾンビの常識を覆したのが、脳を破壊しても死なない事。
バラバ ラにしてもパーツごとで生きる続けるほどの生命力で、もはや人間に勝ち目はありません。
さらには焼却すると天に昇った煙が雨となって地上に降り注ぎ、墓地に埋まった死体を生き返らせてしまうという性質の悪さ。
数あるゾンビものの中でもバタリアンは最強かもしれませんね。
 
ブラックユーモアのセンスもよく、ゾンビになった自分を悲観して自ら焼却炉に身を投じるシーンは語り草ですね。
あと、隣の葬儀屋のおっさんのキャラもツボです。
 
日本公開時は、各ゾンビのキャラクターにオバンバ、タールマン、ハーゲンタフといった愛称がつけられていて日本でも話題になりました。
そんな話題性もあり、私の同世代は初めて見に行ったホラー映画がこの「バタリアン」という人も多かったです。


 


ゾンゲリア
(原題:DEAD & BURIED)
アメリカ1980年度作品


 「ゾンビ」と「サンゲリア」を合わせたようなタイトルからグチョグチョゾンビ映画を想像しますが、実はゴシックホラーのような雰囲気さえ漂う異質なゾンビ映画です。

港町で起こった殺人事件を調査していく保安官。
それを横目に次々と凄惨な殺人が行われていきます。。。と書くとゾンビ映画というよりサスペンス映画のようですが、これがなかなかよく出来たお話で非常に完成度が高い作品です。
誰がゾンビなのか分からないスリル、唐突に殺される驚き、スタン・ウィンストンが手がけた凄絶な特殊メイク、そして予想を何度も裏切るラストのどんでん返し・・・。
そう、ゾンビと言ってもジョージ・A・ロメロのように一目見てゾンビだと分かる風貌ではなく、人として普通に暮らしているゾンビなのでたちが悪い。
伝染もしないし、人を食べもしないけど、知能があるから恐いですよね。

ちなみに 殺人方法は残酷です。
生きたままガソリンをかけられて焼かれたり、病院のベッドで身動きできない患者の目に注射器を刺したり、鼻に入れたチューブから硫酸を流し込んで顔を内側から溶かしたり・・・。
ロメロゾンビとは違うけど、恐いホラー映画を見たい方にはお勧めします。
 
 



ダイアリー・オブ・ザ・デッド
(原題:DIARY OF THE DEAD)
アメリカ2007年度作品


ジョージ・A・ロメロ監督が初心に戻り、インディーズ作品として発表したゾンビ映画です。
前作「ランド・オブ・ザ・デッ ド」は、大手スタジオの資本が入った事で自分の納得できる作品にならなかった事が理由のようです。
 
この作品、登場人物の手持ちビデオカメラで撮影されたという設定のPOV映像がロメロ作品としては初の試み。
「ブレアウィッチプロジェクト」「クローバーフィールド」「REC」などで使われたあの撮影手法ですね。
フェイクドキュメンタリー作品としてはご丁寧にしっかり見せすぎかもしれませんが、でも見難さもなく、普通の映画を見るのとあまり変わらない感覚で見れます。
 
ストーリーはゾンビが蘇り始めた「事の始まり」直後を描いていきます。
山中で卒業制作の映画を撮影していた映画学科の学生達が主人公。
ラジオで死者が蘇っ ているというニュースを聞き、町へ帰るとそこは地獄絵図。
逃げ回りながらも学生達は持っていたカメラで撮影し、動画共有サイトへUPすることで世界へ惨状を伝えていきます。
 
今回はインターネットに溢れた情報に対する風刺が裏のテーマだそうです。
う~ん、裏テーマはちょっと分かりにくかったかもしれませんが、インディーズ作品と言うわりにCGまで使った特殊効果など、それなりに楽しめました。

  
 


ランド・オブ・ザ・デッド
(原題:LAND OF THE DEAD)
アメリカ2005年度作品




ジョージ・A・ロメロ監督が「死霊のえじき」以来、久々に発表したゾンビ映画です。
近未来SFっぽい展開にちょっと面食らいました。。。
 
生き残った人々は周囲を囲んだ城塞都市の中で、ゾンビに溢れた外と隔絶した生活を送っている。
都市内では富裕層と貧民層に分かれて暮らしており、優雅に暮らす金持ちとスラム街の貧民との間で確執が生じている。
その頃、外の世界では、知恵を持ったゾンビの出現により、道具を使うことを覚えた死者たちが徒党を組み、城塞都市へと歩みを進める。。。
 
ゾンビ版「マッドマックス2」あるいはゾンビ版「ウォーターワールド」みたいなお話です。
知恵のついたゾンビ軍団は、「死霊のえじき」のバブの延長なのかもしれませんが、これはちょっとやり過ぎだったかもしれません。
また、大手スタジオの資本が入っているからか、明らかにレーティングを意識していて残酷描写は控えめです。
とはいえ、トム・サビーニの愛弟子であるグレッグ・ニコテロが気合の入ったゾンビメイクを見せてはくれます。
 
個人的に「ランド・オブ・ザ・デッド」の一番の見所はデニス・ホッパーかな。
憎ったらしい金持ちのリーダー役を楽しそうに演じてます。
あとダリオ・アルジェントの娘、アーシア・アルジェントが出てるのもちょっと嬉しい。
「ゾンビ」のプロデュースを買って出てくれたダリオ・アルジェントとは、その後「ゾンビ」の続編で再度手を組む予定だったのが、計画自体が流れちゃったんですよね。
その娘と今になって手を組むとはロメロ監督も粋な事するなあ。

その他カメオ出演も多くて、トム・サビーニがゾンビ化した状態で「ゾンビ」の時の暴走族ファッションで登場したり、イギリスのゾンビコメディ「ショーン・オブ・ザ・デッド」の監督と主演俳優などが出たりしています。
そんなディティールもお見逃し無く!

 



ドーン・オブ・ザ・デッド
(原題:DAWN OF THE DEAD)
アメリカ2004年度作品


こちらはジョージ・A・ロメロ監督「ゾンビ」のリメイク。
生存者がショッピングモールに立て籠もってゾンビと戦うという物語の外枠は一緒です。
でも中身はオリジナリティある内容に作り変えられており、オリジナルとはかなり違います。
ただ、オリジナルとは違う面白さが生み出されていて良くできたゾンビ映画だと思います。
 
そしてこのゾンビ、走ります!全力疾走です!最高に恐いです!
でもここが旧作のファンにとっては評価の分かれるところ。
無表情でフラフラと彷徨う姿のロメ ロゾンビに対し、必死の形相で猛ダッシュするドーンのゾンビは、怖さの質が全く別物だからです。
 
でもエンターテイメント作品としてもよく出来たA級ホラーですので、これは万人にお勧めできる作品だと思いますね。
あと旧作ファンは、ピーター、ロジャー などのカメオ出演をお見逃し無く!
 
ちなみにDVDのディレクターズカット・プレミアムエディションは、劇場公開時にカッ トされた残酷映像が追加になっています。
見ごたえがUPしているのでお勧めです。
また特典ディスクに入ってる映像特典も、形だけのおまけ映像ではなくしっかりと楽しめるものです。
特に劇中のニュース番組を通して世界がゾンビに制圧されていく様を描いた特典は面白いですよ。


 


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アメ車でドライブ
自己紹介:
アメ車が3度のメシより大好物!カマロ、ダットラ、タホ、キャバリエと乗り継いで、今はマスタングに乗っています♪アメ車好きになったのは、幼い頃、映画の中で走り回る姿に憧れて。乗ると映画の主人公気分が味わえるアメ車は、映画ファンの方に超おすすめのクルマですっ!
ちなみにこのサイトは、ホームページ「BOTIE MANIA~アメ車に乗ろう!!」の映画紹介コーナーをブログ化したものです。
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