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ゴアゴアガールズ
(原題:GORE-GORE GIRLS)
1971年アメリカ映画



1970年代に入ってから作られたハーシェル・ゴードン・ルイスのスプラッターでも最後期の作品。
ストリッパーを狙った連続殺人事件のお話なんですが、この辺になるとルイス先生もかなり割り切ってて、ストーリーはお得意のゴアシーンを見せるためだけの流れになり、話自体は面白くも何ともない。
でも見せ場の殺しのシーンはより一層力が入ってて、殺すだけじゃ飽き足らずに執拗に死体をいじめます。
もうグッチャグチャです。
 
あと今回は狙われるのがストリッパーなだけあってエロも満載。
悪趣味なほどのサービス精神がお見事です。
これ以外の作品を一通り見た後に見たんですが、とにかくえげつなくて嬉しくなった記憶があります。



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血の魔術師
(原題:THE WIZARD OF GORE)
1972年アメリカ映画



これはハーシェル・ゴードン・ルイス監督のスプラッター映画としては後期となる1972年の作品。
日本ではホラー映画ブームだった1980年代後半にビデオ化されましたが、我が家の近所のレンタル店には入荷せず、随分後になってから中古ビデオを手に入れて見ました。
ハーシェル・ゴードン・ルイス監督の中でも高評価の作品ですが、中古ビデオも人気のためか結構高額でした。
 
ストーリーはステージ上で殺人ショーを行う魔術師のお話。
客席から指名した人間を舞台の上でグチャグチャと惨殺したあと、その傷を治し、生き返らせて席に帰らせるという魔術師。
しかし一度は歩いて帰った観客がその直後、舞台と同様の死体となって発見される。
その事件を記者とキャスターのカップルが追います。
テーマは何が真実で何が虚構なのか。。。
 
ハーシェル・ゴードン・ルイスとしては珍しく、意外な結末が用意されています。
しかもちょっと幻想的。
犯人が倒されてそこで終わりだと思ったら。。。
最後はオチの3重構造でびっくりしますよ。
 
評判が良いと言っても所詮B級スプラッターの中ではの話ですから過剰な期待は禁物です。
でも今回も残酷シーンはすごいです。
チェーンソーで内臓グチャグチャや、頭に杭を打ったり、巨大なプレス機(?)でお腹を潰したり。
ミステリー作品としては微妙でもスプラッター映画としては間違いなく1級品です。
 


カラー・ミー・ブラッド・レッド
(原題:COLOR ME BLOOD RED)
1965年アメリカ映画



これもハーシェル・ゴードン・ルイス監督作品。
 
主人公は売れない画家。
殺してしまった恋人の血を使って描いた絵が、初めて批評家に評価される。
これに味を占めた画家は、次々と女性を殺してはその血で絵を仕上げていく。
 
吊るした死体の腹部から垂れ下がった内臓を絞って血を採取。
それで絵を描くという悪趣味ぶり。病んでます。
「2000人の狂人」ほどのスケール感はありませんが、狂気に取り付かれていく画家の姿と大量の真っ赤な血糊が強烈です。



2000人の狂人
(原題:2000 MANIACS!)
1964年アメリカ映画



ハーシェル・ゴードン・ルイスの中で一番好きな作品です。
 
旅行中のグループがたまたま立ち寄ったアメリカ南部の町。
町民から熱烈な歓迎を受け、しばらく滞在する事になる。
しかしこの町、南北戦争の時代に北軍によって大虐殺が起こったといういわくつきの町。
実は町民たちはみんな怨念を抱いた幽霊だったのだ。。。
 
町民達は恨みを晴らすべく、旅人を順番に血祭りに上げていく訳ですが、普通なら陰湿でおどろおどろしい惨劇になりそうなもの。
ところがこの幽霊達はワイワイとお祭り騒ぎ。
お祭りの余興として嬉々として人を殺していくんです。
ステージに縛り付けられ助けて欲しいと懇願する被害者、それを囲んで楽しそうに刃物を振りかざす幽霊達。
異常な状況にゾッとします。
 
ゴア描写も凄まじいです。
ステージ上に縛り付けた女性を刃物でばらばらに解体したり、ウマに四肢を縛り付けて四方へ引っ張らせて体を千切ったり、縛り付けた女性の上に巨大な岩石を落として潰したり、内側に無数の釘が突き出た樽に男性を入れて丘の斜面を転がしたりと、とにかく残酷。
しかもそれを見てる幽霊達は拍手喝采で大騒ぎ。
 
1960年代という古さ、低予算、無名俳優と、一般の映画ファンなら見逃してしまいそうな作品ですが、この時代にこんな作品を作れたなんて!とびっくりするはず。
数年前に再販されたDVDは「マニアック2000」というタイトルだったと思いますが、今でもまだ入手できるはずなので、ホラー映画ファンを自称する方なら是非見てみて下さい。



血の祝祭日
(原題:BLOOD FEAST)
1963年アメリカ映画



ハーシェル・ゴードン・ルイス監督の記念すべきスプラッター第1作目。
1作目だというのにのっけから凄まじい残酷描写です。
 
エジプトの宗教に傾倒した料理店主のお話で、神様にささげる生贄として女性を殺しまくって解体しちゃいます。
ニタニタ笑いながら内蔵は引っ張り出すは、舌ベロは引っこ抜くは、死体をオーブンで焼くはとやりたい放題。
しまいには楽しそうに女性を鞭で打ったりと、このおっさんかなりキモイです。
 
それにしても、1960年代前半にこんなにグロい映像を作ってたという事実にちょっと驚きます。
今よりも保守的な思想が強い社会だったでしょうし、よくこんな映像を作る事ができたなあ。
とはいえ、さすがに一流の映画館では公開してもらえず、ドライブインシアターや小さい寂れた映画館での公開に止まったようですが。
 
また何でもCGで表現してしまう現代と違い、俳優が実際に人体や内臓を手に持って演技しているところに凄まじいリアリティがあります。
この生々しさはコンピューターで描いた絵を実写に重ねたCGでは到底マネのできないところだと思います。
 
ハーシェル・ゴードン・ルイス監督の一連の作品は、ホラー映画の世界でもとびきりの暗部といえます。
そんな作品が今の時代、DVDで見れるのはスゴイ事なのかもしれませんね。
 


ファンハウス/惨劇の館
(原題:FUNHOUSE)
アメリカ1981年度作品


遊園地のお化け屋敷で殺人鬼に襲われるお話。
トビー・フーパー監督がB級っぽさ全開で撮ってます。
 
遊園地のお化け屋敷の裏側に隠れ、友人のカップルとイチャイチャしながら一夜を明かそうという高校生たち。
しかしそのお化け屋敷には、恐ろしい形相の殺人鬼が潜んでいた。。。
 
色々な仕掛けが用意されていて、後の「悪魔のいけにえ2」の廃墟に通じる物を感じる事ができます。
奇形の殺人鬼はリック・ベイカーによって作られたもので、人間というよりモンスターっぽい顔ですね。
ヒロインは「アマデウス」でモーツァルトの奥さんを演じたエリザベス・ベリッジ。
この作品では景気良く脱いじゃってます。
 
こういったスラッシャーホラー全盛期に作られた作品です。
その中に埋もれずしっかりと存在感を放つ辺りは、さすがトビー・フーパーといったところですね。


エスター
(原題:ORPHAN)
2009年アメリカ映画



少女が大暴れするサイコホラー。
異常なまでの評判の高さにかなり期待して見始めましたが、それでも期待を裏切られる事なく恐怖を堪能しました。
 
3人目の子供を死産した夫婦が、孤児院からロシア人の女の子エスターを養子に迎える。
一風変わったところがあるが、礼儀正しくかわいらしいエスター。
ところがこのエスターちゃん、実は最恐の子供だったのです。
二人の兄弟を脅迫して口を封じたり、両親が離婚するよう裏工作。
学校のいじめっ子には大怪我を負わせ、正体を明かそうとした大人を殴り殺す。
それらは全て、父親への歪んだ愛情が招いた結果。
そしてラストでは驚愕の事実が明らかになります。。。
 
孤児院だ、養子だ、なんていうと「オーメン」と被りますが、エスターちゃんは悪魔でも悪霊でもなく、ただの人間。
そこがまた怖い。
子供が悪役ってのは反則ですね。
悪者だって分かっていても憎みきれない。
でもそれを利用して暴れまくるエスターはやはり極悪です。
 
エスターを演じたイザベル・ファーマン、アメリカではティーンのアイドル的存在だそうです。
それがこんな役を演じたっていうのは驚きです。
最後はアイドルとは思えないような扱いですからね。
でもこの作品の怖さはイザベル・ファーマンあってのもの。
彼女でなければこんなに強烈な作品にはならなかったでしょう。
ただのアイドルで終わらずに、これからも女優として活躍して欲しいなあ。
 
監督は再リメイク版「蝋人形の館」の人。
「蝋人形の館」の方が仕掛けは派手でしたが、怖さは格段にUPしてます。
あとスタッフ陣を見てちょっと驚いたのが、製作にレオナルド・ディカプリオの名前が入ってる事。
ホラーのプロデュースなんかもやるんですね。
 
 


サバイバル・オブ・ザ・デッド
(原題:SURVIVAL OF THE DEAD)
アメリカ2009年度作品



ゾンビ映画の神様、ジョージ・A・ロメロ監督の2009年度作品。
前作「ダイアリー・オブ・ザ・デッド」にチラッと登場した兵隊達が主人公。
直接的な続編ではありませんが、前作の後に起こったエピソードという位置付けです。
メジャースタジオでの映画製作に疲れたロメロ監督がインディペンデント系ゾンビ映画として作ったのが前作「ダイアリー・オブ・ザ・デッド」。
「サバイバル・オブ・ザ・デッド」も同様のノリであり、決して大作映画ではないのでご注意を。
 
楽園を求めて辿り着いた島では2つの地元住人グループ同士が争っていた。
この地元住民のスタイルがカウボーイ風だったので、序盤からゾンビ西部劇なのかな?と思ってたところ予感的中。
片方のグループは生き返った死体は容赦なく殺す事を主張し、もう片方のグループはゾンビ化した家族や隣人と共存していく事を主張して対立・・・というこの構図は、昔から西部劇でよくあるパターンですね。
ただ西部劇という言葉からイメージするような荒野や岩山が舞台ではなく、草木が茂り、紅葉が美しい森林なので、いまいち西部劇らしい雰囲気が感じられませんでした。
ロメロ監督のゾンビ映画といえば、ゾンビの恐怖の裏に大きなテーマが隠れているのが常でした。
名作「ゾンビ」では消費社会への風刺であり、前作「ダイアリー・オブ・ザ・デッド」ではインターネットメディアへの批判。
ところが今回はその裏テーマが見えてこない。
ロメロ映画としてはこれは大きなマイナスです。
「ゾンビも怖いけど、それ以上に人間って怖い!」っていう強いメッセージが欲しかったです。
 
あと今回も前作に続いてゾンビの出番が非常に少ない。
人間ばかりがクローズアップされて、最早ゾンビは添え物みたいに扱われています。
ゾンビのロメロとしてはこれじゃあダメですね。
ラストの見せ場に登場するゾンビの数もちょっと少ないし、ゾンビ好きとしてはちょっと不完全燃焼です。
また、前作「ダイアリー・オブ・ザ・デッド」でもチープなCGでのゴアシーンがありましたが、今回はさらに酷い。
前作以上にゴアシーンをしっかり見せちゃってるから余計に嘘くさいCGが目立っていました。
オープニングの頭部破壊に始まり、消火器、照明弾を使ったシーンも酷かった。
リアルに見せられないならチラ見せ程度にしておけばいいのになあ。
 
でもなぜか後半の方は特殊メイクを使った昔ながらのゴアシーンが多くて楽しかった。
お約束のゾンビによる人体解体シーンなんて、脊椎まで作り込んであってなかなかクオリティ高かったです。
特殊メイクのアドバイザーとしてグレッグ・ニコテロが参加してるんだから、もっと特殊メイクを使って欲しかったなあ。
 
ところで、ロメロ監督、近年ブームの走るゾンビについては「好ましくない」と言っておきながら、自分もゾンビに変わった事をやらせたくて仕方ない模様。
今作ではゾンビが乗馬したり、その馬を食っちゃったり、車のギヤを切り替えて前進→後退と運転したり。
あと「ランド・オブ・ザ・デッド」に続いてまたもや水中を歩かせてます(でもこれって亜流の「サンゲリア」からの拝借では…)。
「死霊のえじき」の賢いゾンビ、バブちゃんが好評だったからなのか、最近は道具を使わせたりとか余計な事をさせ過ぎな気がします。
せいぜい「生前の習慣が行動に表れる」という自ら決めたルールの範囲でレベルで活躍させて欲しいなあ。
ゾンビみんなが色んな事ができるようになっちゃうと、特別な存在であるバブちゃんのキャラが薄まっちゃうしね。
新しいことを追求するにしても、過去の自分の作品は大事にして欲しいですね。
 
と、大好きなロメロ監督の事を辛く書いちゃいましたが、ホント、大好きなんですよ。
ゾンビ3部作、クリープショー、ザ・クレイジーズ、マーティン、モンキーシャイン、どれも大好き。
さらにはナイトライダーズなんていうホラー以外の作品も好きです。
だから常に期待しすぎちゃう自分をお許し下さい、ロメロ先生。。。
 
 


バイオインフェルノ
(原題:WARNING SIGN)
アメリカ1986年度作品



農作物の研究を行う化学工場の中で細菌感染が発生。
工場が閉鎖されてしまう。何とこの工場の中では秘密裏に細菌兵器の開発も行われていた。
この細菌に感染すると、理性を失ってゾンビのように人間に襲いかかります。
そして、密閉された工場の中で、感染者と非感染者が戦う事になります。
 
工場内で奮闘するのは妊娠中の警備員キャスリーン・クインラン(トワイライト・ゾーン、ヒルズ・ハブ・アイズ)。
外部から連絡を取りながら助けようとするのがサム・ウォーターストン(カプリコン・1)。
政府の悪い役人がヤフェット・コットー(007死ぬのは奴らだ)、工場内で感染して暴れる一人がG.W.ベイリー(ポリスアカデミーの鬼教官)。
なかなか豪華です。
 
閉鎖空間の中を逃げ回りながら、外部と連携して解決法を模索していく過程が面白いです。
B級ではありますが個人的には結構好きな作品です。
監督/脚本のハル・バーウッドはスピルバーグ監督の「続・激突!カージャック」やマーク・ハミル主演「コルベット・サマー」の脚本を書いた人でもあります。



死体と遊ぶな子どもたち
(原題:CHILDREN SHOULDN'T PLAY WITH DEAD THINGS)
アメリカ1972年度作品



たまたま中古ビデオショップで見つけ、味のあるジャケットのイラストに惹かれて購入したもの。
元のフィルムのせいか、中古ビデオのせいかは分かりませんが酷い画質でした。
製作年代は1972年と古く、映像的にもそれなりの古めかしいものでしたが、この当時の低予算ホラー映画のわりに特殊メイクは頑張っていて、ゾンビの造形はなかなかのもでした。
 
ヒッピー集団が墓場で死体を掘り起こし、パーティ会場に連れてきてふざけているうちに怒った死体が蘇って人間たち襲い始めます。
いかにもB級ホラーらしくていい感じなんですが、死体が怒り出すまでの展開がちょっとダラダラと長い。
でもこの作品ならではの味があって、個人的には嫌いじゃないんですよね。
ちなみに監督は、後にスタローンとドリー・パートンの「クラブ・ラインストーン」のほか、「ポーキーズ」などを監督して有名になるボブ・クラークです。
 
B級以下の低予算映画ではあるんですが、こんな作品を土曜の深夜なんかに酔っ払いながら見たりすると、意外と幸せな気分が味わえるんですよね。
この作品がDVDで発売されたら即買いなんだけどなあ(でも画質酷かったからリマスター作業が大変そう…)。



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アメ車が3度のメシより大好物!カマロ、ダットラ、タホ、キャバリエと乗り継いで、今はマスタングに乗っています♪アメ車好きになったのは、幼い頃、映画の中で走り回る姿に憧れて。乗ると映画の主人公気分が味わえるアメ車は、映画ファンの方に超おすすめのクルマですっ!
ちなみにこのサイトは、ホームページ「BOTIE MANIA~アメ車に乗ろう!!」の映画紹介コーナーをブログ化したものです。
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