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ザ・スタッフ
(原題:THE STUFF)
1985年アメリカ映画

 

 
前述の「スナッフ」とタイトルが似てますが全く関係ありません。
こっちは「スタッフ」です。これも変な映画ですよ~。
 
新発売のアイスクリームが巷で大人気になる訳です。
主人公の子供はこのアイスが動く姿を目撃して、食べるのをやめるように騒ぎます。
このアイスクリームの正体は、地中から湧き出してきた正体不明の物体だったんです。
アイスクリームの会社がこれをパッケージして販売してたんですが、何とこれ、生きている物体で、これを食べた人間はゾンビ化して人を襲うんです。
かなりハチャメチャな展開ですが、それもそのはず、「悪魔の赤ちゃん」シリーズのラリー・コーエンが監督。
B級らしいB級映画としてそれなりに楽しめる作品ではあります。
(まさかDVDなんて発売されて無いだろうと思って検索したら、何と定価500円の廉価版シリーズで販売中。ソフトメーカーさん、やるねぇ。)


 

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スナッフ
(原題:THE SNUFF)
1976年アメリカ映画


 
公開当時、スナッフフィルム(本当の殺人場面を撮った映像)であると話題になった作品。
まだ好奇心旺盛な若かりし頃は見てみたくて仕方なかったのに、生憎近所のレンタルビデオには置いてありませんでした。
社会に出て一人暮らしをはじめた時、部屋の近くのレンタル店でついに「スナッフ」を発見!
早速借りて見ました。

映画はごく普通にバイオレンスタッチのドラマが始まります。
制作年代よりも明らかに古いヒッピーな服装の方たちが殺しあったりしますが、特にホラーな展開ではなく、グラインドハウス的なグダグダドラマを延々と1時間以上見せられます。
問題の映像までは一通り映画が終わるまで待たなくてはなりません。

ストーリー部分が終わると、撮影後のスタジオ内を映したメイキング風映像へと切り替わります。
照明機材などが写っておりドキュメンタリーチックな感じです。
するといきなり撮影スタッフとおぼしき男が、女優をベッドに押し倒し、肩にナイフを突き立てます。
次は苦しむ女優の指をザクッと切り落とす!
うわっ!作り物ーっ!
露骨に偽者なわけですよ。
それから手首を電ノコで切り落とされ、腹をナイフで切り裂き、内蔵を引きずり出した所で映像は終わります。

ちなみに「見せ場」の殺人シーンはラスト5分程度。
後で調べてみたら、南米で作られたZ級バイオレンスアクション映画があまりにつまらなかったので、宣伝のためにアメリカの配給会社が問題のシーンを付け足して公開したというのが事の顛末だそうです。
くだらない。。。
話のねたにはなりましたけどね。。。


 


バッドテイスト
(原題:BAD TASTE)
1987年ニュージーランド映画


 
「ロード・オブ・ザ・リング」や「キング・コング」のピーター・ジャクソン監督のデビュー作。
脳みそを食べに来たエイリアンが地球で大暴れするお話でした。
あえてジャンル分けするならホラー映画なんでしょうが、アクションでもありコメディでもあります。
とにかく全編がユーモアに覆われていて、くどいほどにいちいち笑わせてくれるんです。

低予算ながらもカメラアングルや編集にも凝っており、よく考えられていて手間を惜しまずに作ってるのが分かります。
また低予算のくせにグロ映像にはかなりお金が掛かってるようにも見えます。
次から次へとグッチャグチャ映像が続きますよ。
これはホラー作家時代のピーター・ジャクソンを知らない人が見たらさぞかしびっくりするでしょうね。
「指輪物語」の映像化に成功した大監督の作品が、脳みそベチャッ!内臓グチャッ!ですからね。
 
激しいアクションで展開も早いのですが、何となくヨーロッパ映画的な気だるさがあり、同じくメジャー監督にのし上がったサム・ライミの「死霊のはらわた」とは違う、さらに図太いパワーを感じました。
また荒涼としたニュージーランドの景色を活かしたロケも独特の雰囲気を醸し出しています。

 

バスケットケース
(原題:BASKET CASE)
1982年アメリカ映画


 
切り離されたシャム双生児の兄弟のお話。
分離手術で五体満足な体になった弟に対し、兄は化け物のような姿となり、親や医師からも見放されてしまう。
しかし弟はそんな兄をバスケットケースに隠し、自分達を捨てた者へ復讐するために町を彷徨う。

このフランク・ヘネンロッターという監督の異常ぶりはすごいです。
本当に病んでます。
軽い気持ちで「バスケットケース」は見ない方がいいですよ。
それくらい精神的にダメージを食らいますから。

低予算作品だけど、「死霊のはらわた」のように低予算が良い結果を生んだ好例です。
安っぽさが作品の持つ卑猥な感じを助長してるんです。
面白いのは兄と弟が全く逆の特徴を持っており、体を分離しても二人揃って一人前というところに監督の皮肉を感じます。
二人はお互いを補完しながら手を取り合って生きていくのですが、ある日、弟が女性と恋に落ちて兄から自立しようとしたときにそのバランスが崩れます。
逆上したお兄ちゃん、弟の彼女を殺していけないことをしてしまうんです。
そして最後に悲劇が訪れます。。。
 
物凄くアングラな作品なのに不覚にも最後は軽くホロリとさせられてしまうところが、「バスケットケース」が長い間ファンに支持されている理由なんじゃないでしょうか。
 
【2013年4月追記】
2013年6月、DVD再販と共にBlu-rayが発売になります!

  



ファンタズム
(原題:PHANTASM)
1979年アメリカ映画

 

 
鬼才ドン・コスカレリ監督が、悪夢を映像化したような作品。
ストーリーや状況の詳しい説明もないままに、幻想的なできごとが次々と展開していきます。
有名な空飛ぶ銀色の鉄球、マスタードみたいな黄色い血、小人、異次元の世界、それぞれが強烈に印象が残るんだけど、イメージ映像みたいなものを繋ぎ合わせたような映画だから、作品全体を通しての印象が極めて薄い。
でも一度この映像を見ると、ドラッグのように忘れられなくなってついまた見てしまう。
でもやはり意味分からず・・・を繰り返すんです。
非常に珍しいタイプの作品だと思うので、ホラー好きの人には是非挑戦してもらいたいです。
万が一、意味が理解できなくても、前述の鉄球のシーンを見るだけだけでも価値ありますから。

 
 

ソサエティ
(原題:SOCIETY)
1989年アメリカ映画


 
エンパイアピクチャーズのゲテモノホラー。
ストーリーがすごいです。
上流階級の人間達は庶民を食い物にする化け物だった…という、まるで貧乏人の僻みを映像化してしまったようなお話。
かなり金持ちをバカにしてて貧民が見るとちょっと気持ち良いかも。
 
上流階級の家庭に生まれた青年が主人公。
ある日、異常な家族の裏の顔に気付いてしまう。
秘密を知ってからは変態化け物に襲われる羽目になる訳ですが、日本人特殊メイクアーティスト、スクリ-ミング・マッド・ジョージが作り上げたモンスターがすごい。
乱交パーティのシーンではやりたい放題で、肛門から顔が出てきたり、体がドロドロ溶け出して大勢の体が溶けた餅のように一体化したり。
流血や内臓は控えめですが、何やら肌色の物体がたくさん出てきます。。。


 
 

ミディアン
(原題:NIGHT BREED)
1990年アメリカ映画

 

 
「ヘルレイザー」のクライブ・バーカー監督作品。
怪物たちの暮らす秘密都市ミディアンをめぐり、怪物たちを滅ぼしたいマッドサイエンティストと、怪物の血を引く人間(?)との戦いを描く。
「ヘルレイザー」を見れば分かるようにクライブ・バーカーは相当な変態監督ですが、「ミディアン」でも変態趣味全開です。
まず怪物のデザインがすごい。
色々な種類の怪物が登場しますが、どれも気持ち悪いです。
また残酷シーンも多いのでスプラッター系ファンの人でも楽しめると思います。
 
ちなみに、マッドサイエンティストを演じたのはクライブ・バーカー以上の変態監督、デビッド・クローネンバーグ。
しかも友情出演レベルではなくてガッツリ主演級の活躍です。
この人、本当に好き物ですね~。


 

ヘルレイザー
(原題: HELLRAISER)
1987年アメリカ映画

 

 
血の本シリーズのベストセラー作家クライブ・バーカーが、自身の小説を映画化。
究極のSMがテーマとなっています。
なんといってもピンヘッドをはじめとする魔道士のビジュアルが強烈でしたね。
 
大昔から宝と言い伝えられていたパズルボックス。
これを開けるといいことがあるらしい…と言われて開けたら地獄の使者である魔道士たちが出てきて痛みをプレゼント!
M系の人なら喜ぶでしょうが、大抵の人は泣きますね。
 
悪夢を見ているかのような映像はまさにクライブ・バーカーならではの世界です。
ホラー映画ファンで未見の方がいるなら、これは是非見てもらいたいシリーズです。
過去に発売されたDVDはオークションなどで数万円という高額で取引されてきましたが、2011年、ついにDVDとBlu-rayで再販されます!
今回も買い逃すと大変ですよ~。

  
 


 


フロム・ビヨンド
(原題:FROM BEYOND)
1986年アメリカ映画

 

 
「ゾンバイオ 死霊のしたたり」のスタッフが再集結したH・P・ラヴクラフト原作の変態系ホラー。
出演は「死霊のしたたり」のハーバード・ウエストことジェフリー・コムズとバーバラ・クランプトンに加え、なんと「ゾンビ」ピーター役、ケン・フォリー!!
 
人間の脳を刺激して異次元を覗く力を得る研究をする科学者。
異次元に魅了されたおっさんは自ら異次元の怪物へと変身し、脳を刺激された助手は脳の一部が肥大化し、触覚のような触手が額を突き破って現れると理性を失って人間の脳みそを食べ始める。
また女医は同じく脳を刺激された事でエロモードに突入。
そんなアホアホ軍団を助けに来るのがピーター・・・じゃなくてケン・フォリー。
でも怪物おやじは異次元から色々なモンスターを呼び出してそれに対抗。
後半のとんでもない展開には唖然とします。
 
グロあり、ゲテモノあり、エロありと、B級テイストを売りにしていたエンパイアピクチャーズの面目躍如。
このくだらなさから生まれる面白さは見てみないと分からないと思います。
機会があったら是非!

【2013年4月追記】な、な、な、なんと!Blu-rayで「フロムビヨンド」発売決定!

 
 

イグジステンズ
(原題:eXistenZ)
1999年カナダ・イギリス合作


 
バーチャル空間で行うゲームとそれにまつわる陰謀にジュード・ロウが巻き込まれるお話。
バーチャルという言葉でお気づきのように、現実と仮想現実の境界線が曖昧で訳が分からなくなります。
でも難解はないし、訳が分からないからつまらないという事ではないんです。
「あ~!訳が分からない!」という状況を楽しむ映画ですからご安心ください。
目が回って地面がどこか分からなくなったような不安な心もとない感覚、あれに似てるかな。
「裸のランチ」もそうでしたが、最近のクローネンバーグ作品はそういう傾向が強いですね。
 
特にグロい描写はありませんが、グネグネといやらしく動くゲームのコントローラー、生物の骨で組み立てた銃など、変態じみた小道具を見てるだけでも頭おかしくなりそうです。
あと、チョイ役ながら強烈な印象を残すウィレム・デフォーの顔も精神衛生上良くないかも。。。


 

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アメ車が3度のメシより大好物!カマロ、ダットラ、タホ、キャバリエと乗り継いで、今はマスタングに乗っています♪アメ車好きになったのは、幼い頃、映画の中で走り回る姿に憧れて。乗ると映画の主人公気分が味わえるアメ車は、映画ファンの方に超おすすめのクルマですっ!
ちなみにこのサイトは、ホームページ「BOTIE MANIA~アメ車に乗ろう!!」の映画紹介コーナーをブログ化したものです。
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